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佐渡の沿岸・沖合は岩礁域が多いことから、貝類・海藻類の生息に適した海域です。沿岸海域では藻場の造成が良く、海藻類を餌とするサザエの成長に好条件な環境です。サザエ漁は、船外機船による「突きん棒」(サザエをはさみとる銛)で１個１個捕獲され、活きたまま市場へ出荷されます。 (他にサザエ網漁もございます)

サザエは、海藻が繁茂している浅い岩礁域に生息しています。
春から夏に生まれ海底で海藻類を食べ成長し、3年程で約130gの個体になります。
佐渡海域には、ホンダワラ、若布、アラメ等の海藻が多く生息しており、豊富な海藻を食べて日本海の荒海にもまれて角も大きく成長します。



	サザエは、年間通して漁獲されるため安価で販売されています。産卵期である夏直前に水揚げされたものが一番身が充実して美味しいといわれており、佐渡では、春から初夏が最も旬の時期になります。

お刺身で食べると、コリコリとした食感が絶品です。
壺焼きは独特の風味を味わうことができ、共に磯の香を楽しめます。
調理方法は、壺焼き、サザエご飯、味噌絡め、刺身、カレー等

(1)米及びもち米(合計3合)を研ぎ、醤油・酒・塩・砂糖を入れ混ぜて30分間置きます。

(2)サザエを殻ごと3分間茹で、殻から出し内臓を取り除き、身の部分を薄切りにします。

(3)人参の皮を剥き、薄く千切りにします。

(4)30分間置いた(1)に、(2)と(3)を入れてご飯が炊き上がれば完成です。

【主材料】
●米 2.7合
●もち米 0.3合
●サザエ(茹で済) 4˜6個
●人参適量

●醤油大さじ1
●酒大さじ1
●塩小さじ2/3
●砂糖小さじ2/3

ワンポイント		もち米はなくても構いません。薄味にしてありますので、好みで調味料を調節して下さい。

【主材料】

●サザエ 3個
●味噌大さじ1/3
●酒大さじ2/3
●砂糖大さじ2/3

(1)サザエを殻ごと３分間茹で、殻から出して内臓を取り外し、身の部分を半分に切ります。

(2)鍋に、味噌・酒・砂糖を入れ煮立てます。

(3)煮立たせた(2)にサザエをサッと絡めれば完成です。

ワンポイント		あまり煮詰めすぎると味が濃くなり、サザエも硬くなってしまいます。



船外機船上で箱眼鏡を使用し、1個1個サザエを漁獲していきます。	入港後、大きさ等を選定し活きたまま宅配用の箱に詰め替えます。	発送には、鮮度保持のために海水を含ませたスポンジを発泡スチロール箱の底に敷き、その上にサザエを並べ出荷します。